2022-01-27 (x+a)ᵐ(x+b)ⁿ の逆数の部分分数分解 数学 の部分分数分解はよく知られていて である。 これをbで偏微分してみる。(これはa,b,xの恒等式だから、bで微分しても両辺は等しい) 積の微分公式を使うと の部分分数分解が得られた。 同様に、 の両辺をaでm-1回、bでn-1回偏微分すれば、 の部分分数分解が得られる。なぜなら、そうすれば左辺はの定数倍になり、積の微分公式より右辺第一項、第二項はそれぞれの線形結合、の線形結合で表せる。これは部分分数分解に他ならない。重解の部分分数分解は厄介なことが多いが、こんな方法で求められるとはおもしろい。具体的な式も、ライプニッツの公式を使えば求められそうだ。 Twitterはじめました→くさだんご (@mochi_mochi61) | Twitter